11月18日の午後、北九州市戸畑区合同役員研修の一環で、区長様をはじめ自治会役員の皆さまが「てるてるの森」をご視察くださいました。

今回は「地域での環境問題改善につなげたい」というご意向を受け、地域と共生する再生可能エネルギーの導入について、吉野ヶ里の事例をもとにご紹介いたしました。

まずは施設紹介のDVDをご視聴いただき、スライドを使って発電所の特徴や地域共生の取り組みを説明しました。その後、エントランスのリアルタイム発電量モニターやパネル設置の工夫(傾斜角度や基礎工法など)をご覧いただきました。吉野ヶ里地域の特性を活かし、自然や文化を尊重しながら再生可能エネルギーを活用する取り組みを、実感していただけたのではないかと思います。 視察の中では、太陽光発電所の運営や埋蔵文化財保護の観点について多くのご質問をいただき、皆様の熱心な姿勢が印象的でした。

吉野ヶ里での取り組みが、地域の特性を活かしたエネルギーや自然資源の活用を検討する際の参考となり、地域の環境改善や活性化に向けた議論にお役立ていただければ幸いです。遠方よりお越しいただき、誠にありがとうございました。